キャンディーからコロンボに移動した際、ローカルバスで片道約200円程度かかりました。所要時間はおよそ3時間だったと思います。コロンボは、日本で言うところの「東京」のような場所です。高層ビルが10棟ほどは見えた気がしますし、お店の数と人口がとにかく多い印象があった。
コロンボの雰囲気は、ぱっと見、インドのデリーに似ているように感じであった。以前インドを訪れた際、最初にデリーを訪れたのですが、そこで怪しい人たちに声をかけられたのが強く印象に残っている。タクシーやトゥクトゥクの客引きではなく、何の目的かも分からない怪しい人が「この宿よりも良いホテルを知っているからついてこい」と言ってきたり、「今日はメインストリートは祭りで通れない」と意味不明なことを言ってきたりしました。これはもう「デリーの文化」と言っても過言ではないと思う(笑)。
前置きが長くなったが、コロンボの雰囲気がデリーに似ていると感じたので、警戒心を最大限に持って散策することにしました。ペター市場という、国内最大級の市場に行ったのですが、そこは観光客向けではなく、スリランカ人のための市場でした。2時間ほどぶらぶらしてみましたが、怪しい人は数人程度しかおらず、しつこくもありませんでした。ただ、アジア人や白人女性が一人で歩いているのは見かけませんでした。街の汚さやゴミの量は他のスリランカの町よりも多かったですが、はっきり言えるのはデリーの方がさらに汚いということと、スリランカではほとんどハエがいなかったことです。インドではどこへ行ってもハエがたくさんいたのを思い出した。
→日本人<インド人<ハエ 人口比
コロンボの良いところは、デリーのように人が多くて歩きにくくても「俺たちは生きている!」という活気を感じることです。それが血の循環のようで、私は好きです。コロンボの人に質問したり道を聞いたりすると親切に教えてくれたので、思ったよりも過ごしやすい街だった。
旅も終盤になり、行きたいところに行けたので2つ企みを持った。
1つはスラムに行くことである。どこの都市の裏には必ずスラムがある。光と闇のような。私の経験上、都市から車で30分〜1時間圏内にはスラムはある。しかし、コロンボのスラムの情報をネットで日本と英語で調べたがあんまり詳しい事は出てこなかった。仕方ないので、レストランの人にスラムの場所を教えてもらった。聞いたところ、コロンボは1から16地区まで10地区からは薬物や治安が悪く、スリや詐欺が多いそうだ。しかし、驚いた事にペター地区(前述で述べたコロンボ最大の市場)はすでに11地区らしい。危険を感じなかったが、まずそこに戻り、歩いて、ペター地区付近から北へ2〜3km ところにスラム街らしきものを見つけた。そこの地域の建物の老朽化は凄かった。物乞いの数も多く。地面で座ってる人や寝てる人がいた。路地裏に入り、子供たちが笑顔で手を振ってくれた。しかし、英語は通じない人ばかりであった。偶然、英語を話せる人を見つけた。その彼に話を聞いてみることにした。また、スラムのエリアを少し散策した。そこの人たちは月の生活費を約1万円〜2万円で暮らしてるらしい。主にコロンボの中心地で稼げると生活が豊かになるしい。彼もコロンボの中心地までバスで通い、稼ぎに行くと言ってた。小売系が彼の仕事らしい。より路地の奥に行き、ローカルな場面を見たいと尋ねると「これ以上先は行かない方が良い。また、スリランカ人なしで1人でこんなところ来てはだめ」と言われた。最後にコーラを買ってあげてお別れたした。
私の感想としてはスリランカのスラムよりカオサンやセブ、サンフランシスコのホームレスの方が多かったのでそこまで危険度を感じなかった。家があるだけましと思った。もっと、この国もカオスなところがあるかもしれないがあきらめた。
もう一つの企みは詐欺しようとするやつらにわざと捕まり実態を確かめる。
YouTubeで「スリランカ 詐欺」と検索したら、コロンボのトゥクトゥクで詐欺に合う動画を拝見した。
トゥクトゥクドライバーじゃない人と一緒に乗り、そいつが観光地を説明したりして目的地より遠回りしてぼったくりという手法である。その値段は250円。。。安い。動画の日本人の投稿者はその件でブチギレてたが。エジプトとかインドで観光地のツアーを申し込むと平均で10万円 〜20万円という話を何回か聞いたことがある。もちろん、ぼったくりだと思うが 今回のそのYouTube の動画はたったの250円ぼったくりと言えるのか。。。少し気になった。事件は起きた、コロンボ2日目である。私がATMに行こうとした時にスリランカ人に声をかけられた。彼は言った 「そこのATMは海外のクレジットカード使えないよ、私が使えるATMまで案内してあげよう」私は近くにあるだろうと思ったので安心していた。なぜ助けてくれるのか聞くと「今日は仕事が終わって暇だから」と言った。まだ、昼間なのに怪しい、それに10分〜15分歩いた。彼はコロンボの話や建設中の高層ビルや先月できたホテルなど教えてくれた。それで私は確信したことはあった。それは「今日は特別な日だから銀行のATMがすぐ閉まる」と言った。これはYouTubeでみたやつか。彼は小走りになり、トゥクトゥク(この運転手と彼はグル)を呼び、私も乗れと言った。そんな映画見たいな場面あるのか笑
面白い、どこで騙しにくるのか、待つことした。その後、病院のATMまで行き、私はお金をおろした。この後、何か悪い事が起こらないように、病院に逃げ込み騒ぐ作戦を思いついた。ATMからダッシュで病院に駆け込み、ガードマンがいないので、私は職員の人に言った。助けて、変な奴が私を騙そうしてる。彼を追い出して、大声で言った。4人くらい集まった。笑日本でこんな事100 %やらない。結局は彼は運転手の為にトゥクトゥク代の250円だけ欲しいと言った。その分だけ払ったら、彼と運転手は消えて行った。バスに比べると250円は高いが普通のトゥクトゥクもこれくらいの値段だし、私にトゥクトゥク乗らせる為に彼は近づいたのか謎である。これを詐欺といれるのこ騙しなのかわからない。
今回の旅、で思ったのは、人の親切心と金の間がわからなくなった。インド人は情報や親切さを誰かに与えると最後にチップくれと言うが、スリランカ人は親切で何度も私を助けてくれた。稀に多いのが宿やレストランのレビューにグッド評価してねと言われた。
以上が旅で経験して思った事である。
ここまで読んでくれた人がいたらありがとうございます。あくまで個人の感想なので参考程度にして下さい。
気が向いたら、以前旅した国の感想を書くかもしれません。
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